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President Message

「間に合ってる」ところに
如何に「間に合っていないもの」を
持ち込むか

今後、カワソーテクセルが目指していく方向性、将来の展望についてもお伺いできればと思います。

今私が一番考えているのは、国内市場だけを対象にするのではなく海外の市場も対象にしていきたい、ということです。

「競争力のある製品作り」をやっていますので、セラミック接合関連の事業については国内の市場にとどまらず海外の市場を含めて事業展開を図っていきたいと思っています。

電力系の事業についても実は目標があります。
日本国内に電力会社は10社あるのですが、現在カワソ―テクセルはそのうち8社と取引があります。なので、今後は残りの2社とも取引したいと考えています。

電力業界というのは、新製品の営業に行っても市場が成熟しており、新規での参入が難しい業界なんです。

電力業界で一番重要なことは、安定して社会に電力を供給するということです。
そのため使う資材についても、品質が安定していてかつ供給も安定していることが求められるのです。そういった業界事情を分かっていることや、ある意味”阿吽の呼吸”というものも大事なんですよね。

例えば台風が来たとします。台風が来るとその後の復旧の資材が必要になりますが、必要な時に必要な資材が「今ありません」となったら大変困るし、逆にサッと用意出来れば復旧作業もスムーズに行えて大変助かります。

そういった感じで、こういう場合はどう対応すればいいか勝手を知っている、慣れている会社が重宝されるんですね。配電設備は、既存製品で十分機能を満足していますので、新しいものを提案することが難しく、なかなか参入の余地がありません。

でも、まったくないわけではないのです。だからこそ「間に合ってる」ところに如何に「間に合っていないもの」を持ち込むかが重要なんですね。
他社にない独自の技術を持っているとか、当社の製品を使って頂くことで、これまでにない価値が提供できるとか、そういうことを見つけてやっていくと、新規参入の可能性もあり得るんです。

そういう意味で、当社としては「自分たちで考えて提案する力」があれば、10社の電力会社の残り2社にも採用して頂けるような製品を作れるとのではないかと考えています。

現在、当社では毎月2回会社サイトの更新を続けています。
サイトを繰り返しブラッシュアップしていくことで、当社の製品の良さがどうすれば伝わるか、どういう切り口で見せればより伝わるようになるか、そういったことを一生懸命考えています

実はこの会社サイトの更新を通じて、社員教育を行う目的もあります。
情報を更新していくことで、社員も商品知識を増やすことと共にどうしたらこの製品が売れるかを考えるようになります。

更に、様々な製品情報をサイトに載せておけば、必要とするお客様、困っているお客様たちに気付いてもらえるという機会にもなるんです。

先ほど話したように、既に「間に合っている」場所ではこちらからアプローチをかけても「間に合っています」と言われることが殆どです。
しかしこちらから別にアプローチしなくても、絶えず発信を続けていれば、お客様の側で気付いてこちらに問い合わせしてくれる場合もあるだろうから、今はそんなチャンス作りみたいなことも力を入れてやっています。

会社サイトなどインターネットでの情報発信の強化への取り組みは、コロナ禍が始まって以降強くなった感じなのでしょうか?

以前からもやってはいましたが、電力系事業に関して言えばこれまでの外に出て行う営業活動が出来にくい状況になったので、この機会にもう少し基盤作りみたいなことを進めようかとコロナ以降特に注力してやっているところですね。

コロナ禍の今も休止期間として停滞するのではなく、次のステップへ向けての準備期間という位置づけなんですね。最後に、稲付社長ご自身の仕事に対する姿勢についてお話しいただけますか?

そうですね、私は基本的に「ペコペコしない」というのが好きなんです。

会社として仕事をしている以上、全く頭を下げないというわけにはいきませんが、お客さんの顔色を伺いながら仕事をするということをなるべくやりたくないと思っています。

作り手自身が自信と技術力を持ち合わせていないとどうしても卑屈になっていくし、お客様に”買ってもらってる”という意識だけになってしまう。結果ものづくりに対する自負心もなくなってしまうから、そういう風には絶対なりたくないんです。

良い性能の製品をきちんと提供していけば、お客様は必要なのだからそれを買って下さるのです。
だから基本的に「立場は対等」だという意識を持つことはとても大事だと考えています。

逆に、うちの社員が仕入先に対して威張ったりもしてほしくないのです。もしも威張った態度を取っていたら私はめちゃくちゃ怒りますよ。

私自身は勿論、当社の社員にも、理不尽な力関係に縛られた仕事をして欲しくない。
そういう意思を持った会社でありたい、というのが特に私の中で大事にしてることですね。

「対等な関係」と仰っているのはとてもわかります。上下関係があったり卑屈になったりせずに相手に接することが、人として、企業としても一番真摯な態度ではないか、ということですね。
そんな稲付社長の真摯な姿勢がカワソ―テクセルのものづくり精神や生み出される製品にも反映されている気がします。

「だといいな」と思っています。

本日はありがとうございました。

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